ゲームをしない理由

私はPCやスマホのゲームは、ほとんどやりません。

 

若い時には、ドラクエとかはやりました。でも、もともとゲームをするより、小説や映画などを見るほうが好きなんですよね。ゲームはちょっと疲れるというか。

 

でもシステム自体には興味があるので、PS4とPSVRは持ってたりします。たまに思い出したように使うくらいなんですが。でも、そのたびにゲームを楽しめない自分を認識して、やめてしまうのです。

 

ゲームをしない理由をまとめてみました。

 

1.ゲームよりも楽しいことが世の中にいっぱいあることを知ってしまった。

 

働いてお金を稼ぐようになると、楽しみの可能性が増えます。レーシングゲームで車を運転するより、リアルで車を買ってどこかに行った方がよいし、美少女コンテンツを見るより、現実で女性とデートするほうが楽しめます。

 

ただしリアルでは、お金もかかるし、危険や失望もあります。ゲームと違ってリセットができないので、失敗すると精神的なダメージも残ります。でも、どんな結果だろうと、誰かに用意してもらったものではなく、自分だけの思い出になります。

 

だから、他人が用意してくれたコンテンツを消費して高揚感を得るよりも、自分で経験するほうが何倍もよいと思うのです。

 

2.年をとると時間の価値が大きくなる。

 

若い時は時間が過ぎるのも遅く、人生の先も長いので、時間を無為に使っても平気でした。でも人生の折り返し地点を過ぎると、時間を貴重に感じるようになるし、また時間が早く過ぎるように感じます。そうするとゲームをしていることが、時間の浪費のような気がするのです。これは映画や読書にもいえることで、つまらないコンテンツは途中で放り出すようになりました。

 

3.想像力、イマジネーション力が低下した。

 

子供の頃は「〇〇ごっこ」ができますが、大人になるとそうしたイマジネーションを活用した遊びが出来なくなります。そう考えると子供のイマジネーション能力はすごいですね。自分が何にだってなれる空想力があるのです。

 

大人は現実的なことばかりを考えるので、空想力が失われています。ゲームの世界の中に没頭するには、空想力の補完が必要です。ゲームができるい人は、子供心、つまり空想力を持ち続けているような気がします。

 

4.素直さがなくなり、物事の背景について考えてしまう。

 

社会や経済のシステムを理解しているために、すぐ作り手の意図やビジネス的な視点を考えてしまうようになりました。作品を素直に受け取るより、「こう思わせるようにしてるな」と、考えてしまったり、作品を素直に楽しめなくなりました。

 

これはデザインの仕事をしているからかもしれません。デザインは人間への心理的効果を考える仕事なので、いつも考える癖がついてしまっているのでしょう。

 

5.  その他

 

でも実は視力が低下したところや、疲れやすい等、肉体的、精神的な衰えが大きいのかもしれません。ゲームも高度化してしまったので、ついていけないっていうのもあるかも。オジサンはとにかく新しいモノへの適応力が無いのです。生体パワーが少なくなって、仕事以外でエネルギーを消耗したくないのかも。

 

まあ、そんな感じで、いろんな理由があって、もはやゲームを素直に楽しめないのです。ああ、でもPS5とかPSVR2は気になるなあ。