分からないことがストレスという人間の脳が作り出したもの

私は神社や仏閣へよく足を運んで、お祈りをします。そういう行為によって、気持ちをリセットする効果があると思っています。でも神様とか仏様という存在をそれほど信じてはいません。 私は、そうした超自然的な存在というものは、人間が必要として産みだした…

甘味の誘惑

在宅勤務をするようになってから、甘いものを食べる量が増えてしまいました。在宅勤務の弊害です。同僚とそのことについて話すとみんな同じような傾向です。 お酒をよく飲んでいるときには、甘いものが苦手だったのですけど、お酒をやめたら甘いものを少し食…

眼瞼下垂

眼瞼下垂の手術をしました。腫れもほとんどなくなったので、経緯と感想をまとめておきたいと思います。 眼瞼下垂という症状について 眼瞼下垂という症状は、目蓋を上げる筋が弱ったり、目蓋と眼瞼の接続が悪かったりして、正常な位置まで目が開かない症状で…

薬を全面的に信用してはならない

薬に関することわざに以下のようなものがあります。 毒薬変じて薬となる薬も過ぎれば毒となる薬ひとを殺さず薬師ひとを殺す毒にも薬にもならぬ薬より養生 わかっているつもりでしたが、去年続けて失敗をしてしまいました。それは、「ナファゾリン塩酸塩」と…

教育と考える力

なぜフィンランドやスウェーデンから世界的なイノーベンション企業(ノキアとかイケアなど)が生まれたのか、それは教育方法のユニークさと、雪国で冬場はインドア中心の生活という環境からきているという話を本で読みました。 その教育方法で特に印象に残っ…

誰かに聞いてほしいという知識共有の欲求が人類の文化発展の源

FacebookやTwitterで自分のことをたくさん書いている人を見かけると、「自己肯定感の強い人だなあ、自分が可愛いんだろうな」と羨ましく思います。 私はそもそも日記というものも嫌いで、長い人生において、日記をつけた期間はありません。自分のことや、そ…

神のマトリックス

映画「マトリックス4」が現在制作されているそうです。公開は2021年の12月であるとか。前作が好きだったので、とても楽しみにしています。 キアヌ・リーブス主演の「マトリックス」は、1999年に劇場公開され、大ヒットしました。長いコートを着たキア…

飽くなき欲望という人の業

先月と先々月のカードの請求額がものすごいことになっていて、最近の自分の浪費を反省しています。コロナで家にいることが多くなって、部屋をリフォームしたり、家具を新調したり、いろいろと身の回りのものや趣味関係の道具を買い過ぎてしまいました。 しか…

ドッペルゲンガーとデジャヴ

昨年度の年末から、あるマッサージ店に通うようになりました。施術が上手で値段もリーズナブルなので、月に二度ほど利用するようになったのです。 何度も通うので、次第に受付の女性と顔なじみになり、天気の話なども交わすようになった頃、その女性から「よ…

心とつながる皮膚

人の最大の臓器は皮膚だそうです。最近読んだ本に書いてありました。 そういわれると、少々違和感がありました。だって体の中に入っているから、臓器っていうんじゃないの?皮膚は露出しているし、臓器というと、肺や心臓、胃や肝臓などの内臓のことじゃない…

性欲は肉体の快楽のみではなく自己承認欲求を満たすことが必要

芸能人の不倫の謝罪会見をテレビで見ていて、誰が誰とセックスしようが、それは当人同士の問題なのに、公共の電波でこうやって大々的に報道する意味などないのになあ、と思います。 おまけに行為も低俗で不快になるし、こんな話で公共の電波使うなよ、と憤慨…

ルールハッカーとサイコパス

「法律に違反しないのなら何でもやりますよ」 最近の若い子は、いい子ちゃんばかりだと思っていたので、19歳の女の子が私にそう言った時、ドキリとしました。 その子は日本とある国のハーフで、たくましい民族の価値観を親が教えているのだろうな、と思いま…

自分の顔を嫌いな人が日本に多い理由

日本人は、他国の人よりも美醜恐怖症にかかりやすい環境にあるのではないかと思います。 数年前に、ある調査研究機関が容姿に関する調査を行いました。22か国の15歳以上の男女27,000人以上に、「自分自身の容姿についてどう思っているか」ということを聞くも…

誤った自己承認欲求の満たし方

私が社会人になりたての頃、新入社員同士で親しくなった同僚が、やたら自慢話をする人でした。自分の家は金持ちでとか、血筋がいいとか、有名な人が知りあいだとか、自分の趣味がいかに素晴らしいかとか、悪い人ではなかったのですが、いつも自慢話をするの…

自己肯定感とセルフネグレクト

コロナ禍の2020年に、有名な若い俳優さん達が続けて自死しました。 競争の激しい芸能界で、世間から認められるまで頑張ってきたのに、どこかで心が折れてしまったのでしょうか。自ら死を選ぶほど、死に逃げたくなるほど、心が苦しみで満たされていたのでしょ…

断酒一年後

去年の春から断酒をはじめて、ちょうど一年経ちました。 この1年間にお酒を飲んだ回数は、付き合いで3回程度。それぞれビールを数杯だけだったので、ほぼ一年お酒を断っていたことになります。 あれだけ大酒飲みだった自分が、医者から止められたわけでもな…

断酒九ヶ月後

断酒をしたせいか、肉体的精神的にバージョンアップできたような気がします。 酔っぱらって気持ちがふわふわしている時間が無くなったせいか、人生の幸せってなんだろう、と考えることが増えました。 誰しも生まれたからには幸せになりたいと考えています。…

断酒半年後

断酒を決意し実行してから半年たちました。それくらいたつと、お酒のない生活に慣れ、飲みたいという欲求もほとんど感じなくなりました。毎日飲んでいた時間が無くなりましたので、生活や考え方もだいぶ変わってきました。 自分にとってお酒とは何だったのか…

アドラーの心理学

心理学者のアルフレッド・アドラーの本を何冊か読んでいます。アドラーはフロイトと一時期一緒に働いていて、フロイトのほうは世界的に有名になりましたが、アドラーはそこまでは知られていません。 日本では最近「嫌われる勇気」という本がベストセラーにな…

断酒一か月後

断酒を始めて、一ヶ月経ちました。もちろん禁煙も続いてます。 一ヶ月前は、仕事が終わると「ああ~酒のみたい」となって、ほぼ毎日飲んでいました。早く飲みたいときは、仕事帰りにコンビニでウイスキーの小瓶を買って、中之島公園で川を眺めながら飲んでい…

断酒のはじまり

禁煙を始めて、煙草を吸いたいという気持がもうほとんど無くなりました。禁煙できたのだから、次は禁酒にチャレンジしてみるか、と思って、令和元年から断酒をはじめました。 私は大学時代からお酒を飲むようになり、中年になったらほぼ毎日飲む立派な大酒飲…

喫煙と禁煙

禁煙してからもう2年になります。明日地球が滅ぶとか、そういう状況にならない限り、もう二度と喫煙者に戻ることはないでしょう。 何故私がタバコを吸うようになったか。それはタバコが恰好よかったからです。私の学生時代はまだ昭和でした。昭和ではイケメ…